ライフストーリーVo.3〜コンサル・プロモ・講師とバリバリ活動！その裏で忍び寄る魔の影〜

エピソード2では、大学を辞めて、東京へ行くも挫折。福岡に帰ってきてからは、ひょんなキッカケでWebライターとしてうまくいき始めた丸田でした。

▼前回のエピソード▼

ここから調子に乗る丸田。その裏で忍び寄る魔の影とは一体！？

ということでエピソード3をご覧ください！

コンサル・プロモ・講師とバリバリ活動！その裏で忍び寄る魔の影

プチ願いが叶った日

ライターとして案件・実績が着々と積み上がってきました。

ちなみに一番最初の大きな実績は、僕が書いたコーチング向けのセミナー募集ページからなんと参加者が27名も集まったことでした。

もちろん、デザイナーさんもいらっしゃったし、クライアントさんも著名の方なので、僕一人の力ではありません。

ただ、こうしてクライアントさんに貢献できたことに誇りを感じていました。

文章を書きまくる日々を過ごしていました。

そんなある日、ついに僕の元に大きな依頼が入ってきたのです。

それは、コンサルティングのご依頼でした。

コンサルティングとは、ズバリ教えること。

それもただ教えるだけでなく、クライアントさんが望む成果へと導く責任感あるお仕事です。

その分いただける報酬も多く、収入が一気に跳ね上がりました。

ちなみに、コンサルティングは1件30〜50万円で請け負っていました。

おかげさまで、この時期は20代の平均月収の4〜5倍ぐらいはあったと思います。

実は、僕のビジネスで叶えたいことの1つに「コンサルタントとして活動したい」がありました。

それゆえに、コンサルティング依頼をいただけたことは、僕の願いが叶った出来事でもあったのですね。

飛び跳ねるように嬉しかったことを覚えています。
と同時に、身が引き締まる思いもありました。

よし！やるぞ！！

その調子で、文章を書きながら、コンサルティングもやりつつで、なんだかんだ僕のビジネスは軌道に乗っていきました。

そんな中、「あれ？」と思われる、怪奇現象（？）が起こったのです。

致命的なミス

収入が増えると心もフワフワしてくるもので笑
常に地面から3ミリ浮いているような感覚で日々を過ごしていました。（ドラえもんかw）

しかし、月日が経った頃から、徐々にナゾの怪奇現象が起こるようになりました。

なぜかスルスルーっと、、、

お金が減っていくのです…。

あれおかしいな？

ドンドンお金が減っていく…。

あー、恐ろしや…。

これはオカルト！いや！もはやホラー！助けてー！

一体なぜ…！？何が起こっているの！？

おいおい！ちょっと待て！

支払い多くなってきてね？そして案件が取れなくなってきてね？

そうです！僕は、とある重大なミスに気づいたのです。

お金の管理が甘い！

ビジネスのやり方が甘い！

というか、いろいろ甘い！

まず適当にお金を使っていたことを反省しました。

当たり前ですが、日々の暮らしにおいて収入よりも支出を低くすることが鉄則です。

しかし、そういう鉄則を一切考えず、好き放題お金を使っていました。

ただ一言言っておくと、そんな高価な買い物はしていませんよ！

ただ、毎日の食費にかかる出費が徐々に増えました。いつもなら買わない物も買ってしまうのです。

お菓子、チョコレート、エナジードリンク、外食の量が増えましたねぇ…（遠い目

さらには税金もあまり気にしていませんでした。

稼いだ分だけ支払いが増えるというのはなんとなく聞いたことがありましたが、具体的には知りませんでした。

ですので、いきなり請求書が届いてビビりました。

というか、そもそも将来に備えるという思考すらありませんでしたm(_ _)m

そして、何よりビジネスのやり方にも致命的な欠点がありました。

僕は当時、請負っていた案件は紹介をいただくか、面識がある方への営業のみでした。

一方で新規営業を全く行っていなかったのですが、これが案件が減っていった原因でした。

確かに紹介や知っている方のご依頼はやりやすいし、楽しいです。

しかし、紹介も必ずあるとは限りません。
ずーっと知っている方だけに営業するわけにもいきません。

その結果、案件が取れなくなり、収益も減っていってしまったのですね〜。

怪奇現象の正体はこれか…。

参った！お金は減る一方だ！

どうするか！？

いろいろ考えて決めました。

ビジネスモデルをちゃんと構築するぞ！

あ、あとお金の管理も頑張るぞ…（泣）

集客の仕組みを構築し、商品開発を行う

僕はSEO仙人から学んだSEOノウハウを実践し、Webサイトへの集客に力を入れました。

そして、Webサイトにメルマガ登録フォームを設置。

これにより、ポツポツとメルマガ読者さんが徐々に集まっていきました。

また嬉しいご縁がありまして、マーケターのRさんという方と知り合いました。

Rさんは10年以上もネットビジネスをされていたスーパーすごい人です。

RさんはなんとRさんのメルマガで僕のことを紹介してくれまして、僕のメルマガ読者さんが一気にドドドッと増えたのですね。

「メルマガ読者さんは集まったけど、商品はどうやって作ればいいのですか？」とRさんに相談したところ、とても良い手法を教えていただきました。

これが「プロセスエコノミー」という手法。

プロセスエコノミーとは、多くの企業さんが行なっている手法でして、モニターさんを集めて安く提供し、フィードバックをもらいながら改善を繰り返して、商品・サービスを仕上げていく手法です。

さっそく、僕もこの手法を取り入れました。

まず僕はメルマガ読者さんへ商品開発のお手伝いを呼びかけました。

その結果、なんと5名の方にご協力いただけることに。

しかもこの5名の方々は全員、僕より長くビジネスされている先輩でした。

Rさん他、経営者Mさんやいろんな個人事業の方が集まって、超絶プレッシャーでした笑

先輩の方々からサービスのクオリティに関して、あれこれ厳しいご意見をいただきながら、1ヶ月かけてなんとか商品を完成させることができました。

さらに、ステップメールというメルマガ自動配信サービスを活用して、自動セールスにもチャレンジしました。

その結果、メルマガ開封率、サービスの成約率はけっこう良かったと感じます。

これを機に僕はSEO集客やメルマガを用いたリストマーケティングという手法を実践していくのでした。

こうして僕は、SEO集客からのメルマガを活用した自動セールスの仕組みを構築し、新規顧客にもサービスを販売できるビジネスモデルを構築できたのでした。

その結果、メルマガ経由で商品が売れたり、コンサルティングやライティングの執筆依頼などもいただけるようになり、紹介や既存顧客に依存したビジネスモデルから脱却できたのでした。

プロモーションチームの結成！

さらに嬉しいことは続きます。

なんと僕の師匠Kさんからなんと、プロモーションチームを組まないかとオファーをいただきました。

ちなみにプロモーション事業とは、いろんな定義はありますが、僕らが行なっていたのはビジネスの集客と販売までの全てを構築する仕事です。

主に以下のことを行なっていました。

• 新企画の立ち上げ
• 新しい商品開発
• セールスレター制作
• 販売者や商品の魅力を伝える動画制作
• 集客用のランディングページ制作
• シナリオ作成
• メルマガ/公式LINE配信
• 広告配信
• A/Bテスト

これら作業を通して、クライアントの集客から販売までの仕組みを一気通貫で構築するサポートを行なっていたのですね。

チームは、マーケターでアイデアマンのKさん、ライターの僕、さらにデザイナーのIさん、動画担当のTさんの4人で結成。

この中でも、僕はポンコツでした笑

だからこそ、いろんなことを学び、しごかれながら必死で食らいついていましたねぇ…。

正直、僕のこれまでのライター人生の中でも特にプロモーション事業はとても面白く、相当学びが多かったです。

特に販売のシナリオ制作は楽しかったですねぇ。
特に伏線を貼ったり、回収したりと、計画的なセールスを構築してましたよぉ(￣∀￣)ｺｺｺｺ

まさか、学生時代に映画見まくった経験がここで活きてくるとはw

いろんな業種の案件に関われて、それはもう大変ありがたい期間でした。

業種としては、物販、出張買取、ビジネス、コンサルティング、投資、デザイナー、アパレル、パーソナルトレーナー、コーチング、英会話、コミュニケーション講座、パン屋など、いろんな業種の方のサポートをさせていただくことができました。

専門学校講師デビュー！

さらにさらに！嬉しいチャンス確定！

以前、福岡のBBQで知り合った方からの紹介で、専門学校での講師をやらないか？という話がきました。

僕はもともと教育関係の何かをやりたいと思っていたので、またとないチャンス！！

即返事したところ、専門学校の講師デビューが決定しました。

最初はどうなることやらと緊張しましたが、なんだかんだで講師として勤めることができたかなと思います。

マーケティングの授業ということで、動画編集やSNSの話、ビジネス運営の話などをさせていただけるようになりました。

この専門学校の講師は5年続きまして、延べ400名以上の生徒に授業をさせていただくという、僕にとっても非常に刺激的な日々だったと感じています。

こんな感じで、僕のビジネスが展開していき、2019年までは、Webマーケティングコンサルタント、プロモーションコピーライター、そして専門学校講師という三足の草鞋を履いた生活だったのですね。

とても忙しく、充実していた期間でした。

と同時に「ん？」と、僕の中でも何かモヤモヤが生じ始めていました。

そして、2020年。

世界を揺るがすパンデミックが起こったのでした。