挑戦を前に知識は何の役にも立たないという話

挑戦を前に知識は何の役にも立たない

これは本当にあった話です。

2016年の夏。僕の人生のバッターボックスに立ちました。

Webライターとして食っていくと決意したのでした。

ある程度、知識を学んだ。記事ライティングの練習もした。テクニックも磨いた。

ジャンルは「ビジネス」「恋愛」「自己啓発」「筋トレ」などだったかな。

さぁ!どんな案件もかかってこい!

仕事きたー!

初めての案件

テーマは…「終活」

…はぁ?

「全然知らねぇジャンル来た〜」と思いながらなんとか必死でやり遂げた。

次の依頼が来た!

テーマは…「スピリチュアル」

…はぁ!?

「やったことね〜。想定外すぎるぜ!」

次の依頼が来た!

テーマは「3万円の高額セミナー募集ページの制作」

…はぁ!?

「急に有料サービス販売かよー!プレッシャーだわー!もうちょい準備しとけば良かったわ!」なんて思いながら必死で納品しました。

ちなみに、世間はクリスマスシーズンでしたが、それどころではありませんでした…。

おいおい!

あれだけ事前に勉強したんだから、想定内の仕事が来ると思っていたのに!なぜこんな想定外の仕事ばかりが来るんだよ。おかげで毎回必死だわー!

と思っていたが、冷静に考えたらそれは当たり前である。

なぜなら、僕は挑戦しているから。

挑戦とは「未知へと突き進む行為」だからだ。

知らない道を進むのだから、想定外のことが起こるのは当たり前なのです。

むしろ、すべてが想定内ならば、挑戦しているようで実はできていない可能性すらある。

どれだけ準備しても、想定外だらけ。

変化球しか来ない。

打ちやすい直球ど真ん中ストレートなんて一生来ない。

だからこそ、挑戦を前に知識は何の役にも立たない。

大切なのは、楽しみながらもがく意志なのです。

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