どうも、丸田です。
自分の商品・サービスが選ばれるためには、差別化やブランディングなど、いかにお客さんの印象に自分を残せるがカギですよね。
そこで重要なのがエピソード記憶です。
「なんだそれ?」と思うかもしれません。
エピソード記憶とは、簡単にいえば物語です。
この物語を取り入れることで一気にあなたのビジネスは進化します。
この記事ではエピソード記憶と、その驚異的なパワーについて解説します。
意味記憶とエピソード記憶の違い
人は2種類の方法で記憶していると言われています。
それが「意味記憶」と「エピソード記憶」です。
んで、結論としては、エピソード記憶が最も覚えやすいのですね。
意味記憶とエピソード記憶を以下まとめました。
意味記憶 | エピソード記憶 |
短期間で覚えるのに向いている。 しかし長期的には覚えづらく、忘れやすい | 長期的に覚えるのに向いている。 さらに忘れづらい。 |
イメージは、情報を点で覚えている | イメージは情報を線で覚えている |
例 今日買うもの。 ワンタイムパスワードなどを 一時的に覚える | 例 長期的な記憶。 読んだ本や資格で学んだ知識を 覚えたい時に有効 |
思い出して見てください。
学生の頃に学んだ歴史の授業。
みたいな覚え方をしたと思うのですが、時が経ったらキレイさっぱり忘れてしまいますよね?
この必要な情報だけを覚える方法が、「意味記憶」なのです。
ね、テスト前には有効ですが、終わればすぐ忘れてしまっていたでしょ?
一方、このような覚え方はどうでしょうか?
これだと応仁の乱について、少しは覚えやすさが高まったのではないでしょうか。
これは物語を含んだ、エピソード記憶です。

ちなみに、頭の良い人や大量に物知りな人は、無意識にエピソード記憶を活用しているそうです。
人は物語を語り継いできた
なぜ人はエピソードを覚えやすいのか?
それは「感情」が関係しています。
少し脳科学的な話をすると、人の記憶力を司るのが脳の「海馬」という部位です。
この海馬が情報の「必要」「不要」を判断する役割を果たしています。
当然、覚えたい情報が海馬に「必要」と判断されればOKなのです。
この時に「必要」とされやすい要素に感情がポイントなのです。
つまり、感情が動いた情報は必要と判断され、脳に残りやすくなります。
逆に、感情が伴わない情報は「不要」と判断されやすくなり、すぐに忘れるというメカニズムです。
そのような理由から、感情が動かない暗記みたいな意味記憶はすぐ忘れる一方、「へぇ〜」と感じたエピソードは記憶に残りやすいのですね。
太古の昔から語り継がれるギリシャ神話や星座、古事記、日本書紀、偉人の自伝や教えなどはすべて物語です。
むしろ、物語だからこそ悠久の時をも超えて紡いできた歴史があるのですね。
ビジネスにエピソードを取り入れると、忘れられない存在になる
ここからがミソです。
つまり!このエピソードをあなたのビジネスに取り入れたら、そりゃあもう!めちゃくちゃ凄いことになるのですよ!(語彙力w)
なぜなら、このエピソードを取り入れることで、一度あなたの元へ訪れたお客さんがあなたのことを忘れないからです。
この忘れないというのは、とっても重要なんです。
例えばユニクロや無印良品、SnowPeakなどなど。
他にもいろんな企業はロゴや理念、コンセプトを掲げていますよね。
またその一方で、ニュースレターやメルマガ、公式LINEなどを配信するという涙ぐましい努力もしています。
なぜそんなことをするのか?
もちろん売上を伸ばすこともありますが、それ以上に忘れられないようにするためなのです。
今やいろんな企業があり、お店があり、サービスがあります。
だからこそ、いろんなサービスに目が向きます。
そんな中、もう一度来てほしい。選んでほしい。
そのための第一条件として「忘れられない」努力をすべての企業が精一杯行っているのです。
100円均一のDAISOなんて、店内でずーっとテンション低めの音楽流してますからねw
これも記憶にすり込んで、忘れられないための戦略なのですよ。



ちなみに、100円均一では少しチープめな音楽が流れていますが、これは商品の安さを演出するためです。
少し脱線しましたが、つまりはビジネスにおいては忘れられないことが重要。
特に競合他者が多い現代なら尚更です。
そのためにもエピソード、すなわち物語を取り入れることが大切なのですね。
特にプロフィールや略歴も、淡々と事実を書くだけでなく、少しエピソード要素を取り入れることでも大きく変わりますよ。
ぜひあなたのビジネスに物語を取り入れてみましょう♪
今回のエピソードに関しての参考として、僕のライフストーリーを掲載しました。
こんな感じのエピソード入れると、めちゃくちゃ印象に残りますよん♪


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