どうも、丸田です。
言語化力とか文章術、ライティング力を高めたいという方が増えてきています。
年齢にもよりますが、少しテキスト返りが起こっているようですね。
そこで今回は、ライターとしてかれこれ9年活動している身として、ライティング力が高まる方法を解説していこうと思います。
と言っても、実は意外かもしれませんが、本当の意味でライティング力を高めるにはスキルやテクニック以上に鍛えるポイントがあります。
それが「脳」です。
つまり、面白い文章や読みやすい記事、ハッとさせられる言葉を生み出せる人はテクニックよりも、普段の視点の違い、すなわち脳が違っているわけです。
普段から考えることや思考する視点の違いが、その文章における表現力を生み出しているのです。
そもそも文章を書くという行為が、頭の中にある情報や知識を言葉としてアウトプットする行為ですからね。
つまり、ザックリ言ってしまえば、
- 脳内が整理されている人=文章が面白い
- 脳内が整理されていない人=文章がイマイチ
となります。
逆に脳内が整理されていない人が無理に面白い、すごい記事なんて書こうものなら、どことなく盛ったり、煽ったりするような文章が生まれます。
んで自分でもなんか腑に落ちていない、みたいなモヤモヤする文章が生まれてしまうことになりかねません。
以上より、脳を鍛えることが大事だ!という話をしていきたいのですが、じゃあ「どうすれば脳を鍛えることができるのか?」って話ですね。
結論は「物事を構造的に見る」ことです。
物事を構造的に見る視点
構造的と聞くと、複雑そうな感じありますが内容はシンプルです。
物事を構造的に見るとは、
- 仕組みはどうなっているのか?
- 因果関係はどうなっているのか?
この2つになります。
構造とは仕組みのことで、仕組みは因果関係から出来上がっています。
もっとシンプルに言えば、「なぜ?」を考えればいいということでもあります。
ですので、どんな物事も、なぜ?を考えてみることで脳が鍛えられます。
例えば、最近は「ダンダダン」というアニメが流行っていますが、なぜ流行っているのか?
また通称「ポケポケ(正式名称:Pokémon Trading Card Game Pocket)」がなぜ流行っているのか?
このポケポケとは、ポケモンカードがスマホアプリでも遊べるゲームなのですが、これはポケモンカードをやったことがない人もこぞって遊んでいるそうです。
なぜここまで流行っているのか?魅了できているのか?などを考えるのも脳のトレーニングの1種ですね。
このようなありとあらゆる出来事の仕組みや構造を理解しているか、していないかが、もろにライティングに出るってことです。
補足ですが、勉強もできるできないは、この構造的視点に依存します。
ちゃんと腑に落とした理解をしている人は、構造的に、つまりなぜ?をちゃんと考えきれている。だから応用問題にも対応できます。
腑に落とした理解ができていない人は、構造的に見れていないので、暗記している状態。応用問題に対応できないみたいな特徴が現れます。
僕が過去、数学の塾講師をしていましたが、数学の解法を暗記している人は、応用や少し問題が変わると対応できなかったりしましたからね〜。
大人も一緒です。
大人になっていろいろ学ぶだろうし、それこそコピーライティングとかマーケティング、生成AIなど学んでいるかもしれません。
ですが、これらの理解を腑に落として、ありとあらゆる業界に応用させるには、腑に落とした理解が大切なのです。
と話しが少しそれましたが、つまりは仕組みはどうなっているのか?因果関係はどうなっているのか?をしっかりを考えることで、脳が鍛えられて、ライティング力が高まっていくのです。
とは言え、これだけではまだ不十分でして。
次に重要となるのは、分解・理解・再構築です。
錬金術みたいな話ですが、これらと同じプロセスが必要なのです。
続きは次の記事でご紹介します。
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